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カレー (ギリシア神話) : ミニ英和和英辞書
カレー (ギリシア神話)[はなし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ギリシア神話 : [ぎりしあしんわ]
 (n) Greek mythology
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神話 : [しんわ]
 【名詞】 1. myth 2. legend 
: [はなし]
  1. (io) (n) talk 2. speech 3. chat 4. story 5. conversation 

カレー (ギリシア神話) : ウィキペディア日本語版
カレー (ギリシア神話)[はなし]
カレー('', Καλλε, ''Callē'', 「美女(Beauty)」の意)は、ギリシア神話に登場すると優雅を司る女神カリスたち(カリテス)の1柱。また別名で「カリス」('')や「カレーイス」('')とも呼ばれる。日本語では長母音記号を省略しカレともいう。
ヘーシオドスの挙げるアグライアーエウプロシュネータレイアの「三美神」には含まれないが、一部にはパーシテアー、カレー、エウプロシュネーの3柱を「三美神」とする説もある。
ホメーロスの長編叙事詩イーリアス』では別名「カリス」とも呼ばれ、鍛冶の神・ヘーパイストスの妻ともされる(アプロディーテーと離婚している場合)〔『イーリアス』18巻382。〕。普段はヘーシオドスの挙げるアグライアーと同一視された。ロバート・グレーヴスによれば、ホメーロスはパーシテアーとカレーという2人のカリスについて述べているが、これは“Pasi thea cale”(「全ての男性たちに美しく見える女神」を意味する)という3つの単語を無理矢理に引き離したものを考えることができる〔ロバート・グレーヴス『ギリシア神話』。〕。
紀元前1世紀ニュッサ出身の修辞学者・ソーストラトス(Sostratus)によればアプロディーテーと三美神・カリスたち(その名はパーシテアー、カレー、エウプロシュネー)との間に、美しさを巡って争いが起こった。判定人を担当していた盲目予言者テイレシアースがヘーパイストスの妻・カレーを一番美しいと判定した。この結果にアプロディーテーが怒り出し、テイレシアースを老女に変身させた。その返礼にカレーがテイレシアースに美しい長髪を与えたり、クレタ島へ連れて行ったりした〔Eustath. ad Hom. k 492 p. 1665, 47(ソーストラトスの断片集)より。〕。
その名は古典ギリシア語で「美女(Beauty)」という意味であるため、一般的な形容としてよく使われる言葉である。
== 参考文献 ==

* 高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店(1960)
* ロバート・グレーヴス『ギリシア神話』(上・下、高杉一郎訳、紀伊國屋書店

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カレー (ギリシア神話)」の詳細全文を読む




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